2012年03月31日

サイボウズのバックアップ

ユーザーが250人くらいいるグループウェア(サイボウズのOffice4)が、ときどき動かなくなってきた。

サーバーはWindows NTであったと記憶する。その当時はシステム管理者になったばかりで、私はサイボウズがどういう仕組みのものかわかっていなかった。どうやらデータは特定のディレクトリに置かれているようだった。

そうこうするうちに、ほんとうに動かなくなってきたのでデータを他のパソコンに移そうとしたが、その途中でサーバーは死んでしまった。結局グループウェアのユーザ設定やスケジュールなどは残ったが、文書管理などにあるファイルは消えてしまった。普段からバックアップをしていないつけであった。今ならデータ救出サービスがあることは知っているが、当時はメールと施設予約くらいにしか使われていなかったので、そのサービスを使うほどではなかったと思う。

復旧に際してどういうバージョンのWindowsで動かせるのかもわからなかったし、インストール用ディスクも残っていなかった。サイボウズに問い合わせても、こちらの知識が不十分であったためかなかなか要領をえなかったが、非常に親切な対応であったことは確かだ。ダウンロードしたファイルを使って試験的にWindows XPにインストールしてみた。

このトラブルの後、おそまきながらバックアップをすることにした。ファイルサーバを作ってデータディレクトリをDisk Mirroring Toolというフリーソフトでコピーをすることにしたのである。本来ならRaid5など信頼性のある構成のサーバにするべきであっただろうが、たぶん今もそのままになっていると思う。

この事件は、私にとってシステムは安定稼働が重要であることを認識させてくれた、非常に良い機会となった。


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2011年10月23日

迷惑メール対策

POPFile というソフトがあって、迷惑メール対策に使ってみたことがある。このソフトは、迷惑メールや私用メールを手動で分類して学習させ、受信したメールの題名に [spam] などという文字を挿入してくれるソフトである。この文字を元にメールソフトでメールの振り分けをするのである。

本来はクライアントパソコンに導入して使うべきものだが、サーバにインストールするという使い方も紹介されていたのでやってみた。かなりの正確さで迷惑メールを分類してくれるのだが、ときどきハングアップしてしまうという欠点があり、都度再起動が必要だった。他の人のメールが見えてしまうという問題もあった。

そのうちに、外部に借りていたレンタルサーバが迷惑メール対策をしてくれるようになったので、これは比較的短期間でやめてしまったと記憶する。
posted by いのしし at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | メール・グループウェア | 更新情報をチェックする

2011年09月03日

Proxomitron でサイボウズのウィルス対策

サイボウズでメールを受信している人たちの中には、添付ファイルがあれば何でもクリックしてしまう人がいた。とくに管理職にその傾向が多かったと思う。有名な Photo.exe というウィルスファイルが添付されていても、ついついクリックしてしまうのだ。

システム管理者になってから、各自のパソコンに Proxomitron をインストールさせそれをプロキシとして設定させることにした。Proxomitron というのは、受信した HTML 文書の中に特定の文字列があれば、それを検出して削除したり置き換えたりすることができるソフトである。Proxomitron 導入の目的はメールの添付ファイルの拡張子が exe や pif であったときに「この添付ファイルはコンピュータウィルスである可能性が高いので、差出人に確認してから開くこと」というメッセージを赤太字で表示させる目的であった。

なお、Proxomitron を導入する本当の目的は上記であったが、社内にウェブ用プロキシサーバを設置して各パソコンの設定変更のときに、同時に導入したので設定の手間はとくにかからなかった。つまり、各自のパソコンにプロキシサーバのIPアドレスを設定させる代わりに Proxomitron をインストールさせそれをプロキシとして設定させることにしたのである。Proxomitron を配布するときには、社内に設置したプロキシサーバを経由してウェブにつながるようにあらかじめ設定しておいたのである。

Proxomitron は、いったんプロキシとの通信に失敗すると画面に大きな目玉の絵が出て、Proxomitron を再度起動するしかなく、あまり評判は良くなかった。

posted by いのしし at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | メール・グループウェア | 更新情報をチェックする

着任時のメール環境

私がこの会社に来たのは2002年だった。

当時、この会社では公式のメールクライアントとしてはサイボウズのOffice 4を使っていた。少し前に他の会社から移ってきた社長が、前の会社で導入したサイボウズが気に入っていて導入させたらしい。社長は、「わしは朝会社に来たらサイボウズを立ち上げて、ほとんどそれだけで仕事をしている」という。気をつけてみると、この社長は自分でパソコンを使って資料を作ることはなく、他の人からくるメールとその添付資料を読むだけしかしていないことが分かった。

私が着任するとサイボウズはもう使える状態になっていたが、職場の人がIPアドレス、メールアドレス、POPパスワードとデフォルトゲートウェイを書いたメモを渡してくれて、メールソフトは自分の好きなものを使ってよいと言ってくれた。サイボウズで満足できない人は好きなソフトを使ってよいことになっていたらしい。サイボウズを使っている人の様子を見ると、メールボックスの容量が40メガバイトくらいしかなく(後でシステム管理者になってから調べてみると、最大の設定が80メガバイトでその上は「無制限」になっていた。当時はそんなものでよかったのだろう)、メールというものは受信したら必要なものはどこかに保存して、すぐ削除してしまわないといけないものと理解されているようだった。

パソコンのモニターはすべて液晶に切り替わっていて、そういう点では比較的進んだ環境であったが、メールについては随分不便な状態で使っていたものである。私はとりあえず、それまでから使い慣れていた「電信八号」を使うことにした。
posted by いのしし at 18:52| Comment(0) | メール・グループウェア | 更新情報をチェックする
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