個人別のバイト数を調べると、特定の個人が多かった。通信先を調べると勤務時間中にYouTubeに接続しているものや、ゴルフのレッスン動画を見ているものがいた。現場詰所で一人になる職場や、小人数でかつ出払ってしまうことが多い職場、個室を持っている幹部などがそういう誘惑にとらわれるようである。人間は弱いものらしい。
動画を見なくてもバイト数の多い人もある。個人別・時間別にネット使用状況をグラフ化して、朝早く来てネットサーフィングをしていることがわかっている社員と比較すると、勤務時間中にネットサーフィングしているものも見つかる。接続先も分かるのだから、仕事でないことは明らかである。
ネット接続も有効に使えば仕事に役立つが、不心得者がいて会社の損失を招いている。いったん許したネット接続をできなくするのは大変だし、そういうことをすれば職場が暗くなる、という人も出てくる。そんなことを言っている場合だろうか。